仏画ギャラリー   その壱
〜やさしさかぎりなく・ちえふかく・こころつよく〜

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四臂観音菩薩 〜やさしさ、かぎりなく〜
観音菩薩は、
かぎりないやさしさそのもの。
やわらかに合掌した御手のうちには、
意のままに願いを叶えるという
如意宝珠をお持ちになっています。

いつもやさしくできますように。
みんなに、そして自分自身に。
文殊菩薩 〜ちえ、ふかく〜
文殊菩薩は、
深く鋭い智恵そのもの。
威厳に満ちたお姿は、
左手に
ブッダの深い智恵を表す経典を持ち、
右手に
鋭い智恵の剣を振りかざし、
迷いを断ち切る勢いなのです。

ものごとの真実を
見極められますように。
学業が成就しますように。
アシュク如来 〜こころ、つよく〜
アシュク如来は、
強いこころで決して動揺しない、
不動のこころをもつ仏さま。
右手で大地を触れて、
天地に力強く宣誓するお姿です。

また、治癒力の象徴・薬師如来と
同体とも言われます。

迷い多き世の中にあっても、
しっかりと決断できますように。
白ターラー菩薩 〜なみだ、うるわしく〜
観音菩薩が
衆生救済のために流した涙から
生まれた菩薩。
観音様のお手伝いを致します。
たおやかなお姿には、
両目の他に
額と両掌と両足裏にも、
計7つの眼を持ち、
この世の様々な苦しみを
見ることができるということです。

うるわしのなみだが、
やがてはしあわせに至りますように。
緑ターラー菩薩 〜ねがい、すみやかに〜
観音菩薩が
衆生救済のために流した涙から
生まれた菩薩。
ちょっとくつろいだポーズで、
優雅に、快活に。
緑色のお身体は、
疾風のようなすばやさを象徴します。

さまざまな善き願いが、
どうか、
すばやく叶いますように。
薬師如来 〜心身、すこやかに〜
癒しの仏さまといえば、
やっぱりお薬師さま!

左の御手には薬の壺、
右の御手には、全ての病を癒す枝を
お持ちになっています。

こころとからだのいたみが、
すみやかに、とけていきますように。
グル・パドマサンバヴァ 〜すがた、まばゆく〜
8世紀のインドの大行者。
湖に咲いた蓮華の上に生まれたそうです。
チベットに密教を伝えました。

虹と化した荘厳な、このお姿・・・。
う、美しすぎる!

どんなときも、
こころはいつも、
まばゆい虹でありますように。
ミラレパ 〜耳を澄ましてごらん〜
ミラレパはチベットのヨガ行者。
すばらしい歌もたくさん残しました。
清貧に徹し、草を食べて、
身体が緑色になってしまったんです!

初めは、呪術を駆使して、
多くの人を殺したり困らせたりしたけど、
仏教に帰依して、修行した結果、
ついには悟りを得ました。

人間、やればできるんですね。
走り不動 〜きみのためなら〜
皆様ご存知のお不動さま。
動かざる「不動」の名に反して、
みんなのしあわせのために、
疾走している「走り不動」。

でも、ホントは「不動」って、
身体が動かないんじゃなくて、
こころが動揺しない、
ということなんですけどね。

しあわせに向かってDASH!
弁財天 〜妙音あまねく〜
弁天さま。
七福神でもおなじみですね。
もともとインドの河の神様です。
とどこおりなく水が流れていくように、
流暢な音楽や弁舌の神様です。

日本の弁天の有名な霊場は、
琵琶湖の竹生島・安芸の宮島・
大和の天河・金華山・江ノ島・富士山。

サラサラとよどみなく、
想いを伝えることができますように。
音楽が上達しますように。
赤ターラー菩薩
右手に花を持ち、
その花の上には、
様々なものを引き寄せる鉤(カギ) 、
左手には、
引き寄せたものを 縛り上げる索(さく)を持ち、
一度引き寄せた望みのもの、愛情を、
決して離しません。

全てのいきものが、 愛し合えますように!
赤不動



智証大師・円珍が、
比叡山の横川で感得したお姿を
血で描いたというものです。

龍の巻きついた剣を
お持ちになっています。

青不動
青蓮院の青不動は、
経典・儀軌の規定を
かなり忠実に踏まえた、
観想・礼拝用の仏画だと言えます。

背後の火炎に目を凝らせば、
火の鳥が飛んでいます。
さて、何羽?
黄不動
承和5年(838年)の冬、
25歳の円珍が
座禅中に感得した金色の不動明王を
描かせたものであるということです。

虚空にたたずむ、
通常の不動明王の形容とは異なる、
霊異に満ちたお姿であります。


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