回向文
(えこうもん)
がんにしくどく ふぎゅうおいっさい
願以此功徳 普及於一切
がとうよしゅじょう かいぐじょうぶつどう
我等与衆生 皆共成仏道
和文
願わくは此の功徳を以って普く一切に及ぼし、
我らと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを
お願いいたします。
わたしが積んだ功徳が、一切の生きとし生きるものたちに及び、
私たちと生きとし生きるものたちが全て皆一緒に悟りを得ますように。
回向というものは、とても大事なものです。
私たちが仏に帰依し、修行をすることによって得た徳を、慈悲の心を以って他者(生きとし生きるもの)に廻してあげるのです。
仏教は自分だけが幸せになるために信仰するのではありません。
みんなが幸せになるためにあなたが行うのです。
考えてもみてください。
色々な理由で信仰ができない人がいます。
時間がない人・興味がない人・何らかの重大な障害がある人・仏教の伝来していない地域の人・人間以外の生物。
何らかの理由で、仏教に触れる機会がないものたちが大勢います。
そのものたちのためにも回向しましょう。
それこそが、あなたの大事な役割の一つです。
他者に向ける優しい気持ちが慈悲です。
その慈悲の気持ちを持つということが、仏教ではとても大切なことなのです。
ですから、どんな修行(読経・写経・写仏・座禅・修法など)をしても、必ず最後に回向で締めくくってください。
次にシュミでチベット語の回向文を入れました。
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